草むらにねこ紙さん。

今日の天気は晴れ。
さわやかな水色の空は、三寒四温を越えた
春のおとずれをつげていた。

ねこ紙さんは一人で草むらにいた。

考えたいことがたくさんあった。
これはその中のひとつのこと。































最初は来るもの拒まず去るもの追わずだったんだ。
嫌なことがあったり、食い違うなら、去っていった人も追わなかった。
でもそれは違うんだって、ちょっと前に気付いた。
最近はおだやかで、去る去らない、そんな関係もなくて、
忘れていたけど、

君がいなくなるのはさみしいんだって。

来るもの拒まず去るもの追わずなんて全然かっこよくないよ。
追いなよ。かっこつけてなくていいじゃんか。
君がいなのはさみしいよ　もっと仲良しでいたいんだよ
いいじゃんか。　必死で追いかけても。

かっこ悪いことなんて１つもないさ。
かっこ悪いと思って追わないなんて、そんなもったいないことないだろう。

かっこいいよ。
追って　すがりつきなよ　一人はさびしい


君が　大好きなんだよ　って。


誰に伝えたいのか　君に伝えたいのか
だから今こうしてこれを書いているのか。

ねこ紙さんは春風に吹かれながら思っていた。
１人で来る草むらは、こうも　さみしいものなんだ・・・
１人がいい日もあるけど　１人はやっぱり淋しいね。

君がさみしいときに　僕には君が必要です。
そう言える人になりたい。